生活習慣病・ダイエット
太っていて何が悪い!!
やってきました薄着のシーズン。
寒い季節はコートやタップリしたセーター、上着で隠せたのに、体のラインがしっかり出るTシャツからはお腹のでっぱりやお腹の段々、タプタプゆれる振袖になった二の腕、お尻なんかも気になってしまう。
何となく見られているような気もするが、ダイエットも今までしてきたけど、思った成果もでないし。。。痩せたいけど痩せれない。
太っていて何が悪いの?もう、開き直って、そんなふうに思い諦めていませんか
太っていることは、決して悪いことではありません!!
ただ、健康面でマイナスのことはあるので、太りすぎているのであれば自分にあった体重にしたほうがいいと思います。
では太っているとどんなことがあるのでしょうか。
脂肪細胞に炎症がおこり、体にとって悪い物質がでるために、内臓に脂肪が多いポッコリお腹や、本来あるべきではない所に脂肪が多いと病気を引き起こしやすくなってしまいます。
内臓脂肪から血圧をあげる物質が出るので高血圧になったり、血糖値を下げる物質が出ないために糖尿病になったり、血液を固まりやすくして出血を防ぐPAI-1が過剰になり血栓ができやすくなるため心筋梗塞・脳梗塞になったり、癌細胞を増殖するリスクが高くなり癌になったり、本来脂肪のないところに脂肪がたまると、肝臓だと脂肪肝、筋肉に脂肪おおくたまると、ブドウ糖を取り込めなくなって血糖値があがったり、膵臓に脂肪がたまるとインスリンや働きが障害され血糖値は上がってしまいます。
つまり、脂肪が多いと病気になりやすくなってしまうということです。
内臓脂肪が多いかを知る簡単な方法は、お腹周りを長さを測ることでわかります。
男性は85㎝
女性は90㎝
なんで女性の方が5㎝多くていいの?
それは、女性は妊娠するので、お腹が延びやすいのと、内臓脂肪より皮下脂肪がつきやすいので男性より長くなっています。
他に太っているかの目安でBMIと呼ばれる指標があります。
体重(kg)÷身長(m)×身長(m)
これが25以上の場合が肥満だということになります。
日本における肥満の割合は
成人男性:31.3%
成人女性:20.6%
健康診断で胴回りを測り、体重や身長を測るのは、健康であるた目安を知るためです。
太る原因は
食べ過ぎ
ストレス
寝不足・寝すぎ
つまり
摂取カロリー>消費カロリー
ですが、中高年になると基礎代謝が落ちてくるため、若い時に減量出来た方法では、体重は落ちなくなってきます。内臓の働きが落ちてきているので、その働きをよくして代謝をよくする漢方薬を運動や食事療法とともに取り入れると体重は落ちやすくなります。
太っていることは悪いことではありません。これからも健康長寿であるために体重をみなすこともいいと思います。
お気軽にご相談ください(^-^)