婦人病生活習慣病・ダイエット
髪がやせてボリュームが減ったことからわかること
若い頃は多くて邪魔にさえ思っていた髪が、ぺちゃんこになったというか、ボリュームがなくなったというか、さみしくなったというか少なくっなったって思いませんか?
実は、このことから2つのことがわかります。
1つは血液の状態。
漢方では、髪は「血余(けつよ)」っていって、血液の状態をあらわすっと昔から言ってます。現代でも毛髪検査で、栄養状態や怪しい薬を使ってないかとかを調べることができることから、髪に血液の情報があるということです。
血液の質が悪かったり、血液の量が十分になかったら、末端にある髪まで血液を回す余裕なんてありません。なぜなら、内臓に優先的に血液を回すように体は働くからです。貧弱な髪になったということは、栄養が不足しているということになります。
2つ目は漢方では髪は「腎」が関係しているといいます。
わかりやすくいうと「性ホルモン」のこと。中高年(更年期)になると「性ホルモン」が減少してくるので、髪が痩せてくるのはそのためです。
もしも、若いのに同年代の人に比べて髪が痩せているなら、貧血であったり、すでに腎(性ホルモン)の衰えが考えられます。
髪のために食事の内容を見直す。夜更かしをやめる。タバコをやめる。質のいい睡眠をとる。頭皮のマッサージも血行をよくするためにいいと思います。
漢方薬を飲むことで、血液が元気になり、血流が改善され髪質が良くなったり、多くなってくる方もいます。
髪型や髪の感じで印象も変わります。
お気軽にご相談ください!(^^)