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花粉症で小青竜湯を飲んだけど効く人と効かない人のはどうして?
花粉症をなんとかしたくて病院に行って、漢方薬の小青竜湯をだしてもらって飲んだが、効いとたいう人と全然効かなかったという人がいます。同じ花粉症で鼻水が出るという症状なのに、どうして効く人と効かない人がいるのでしょう?
小青竜湯は、花粉症の薬でよく病院でもだされますが、花粉症の鼻水の時だけでなく、鼻水の多い風邪の時にも服用することができます。
【小青竜湯が効く人と効かない人の違い】
花粉症の鼻水をなんとかしたくて、病院でもらって飲んで、これで症状がよくなったならよいのですが、飲んだのに全然効かなかった、もしくは以前は効いていたけれど、だんだん効かなくなってきたという人は、もっと体が冷えてしまっているかもしれません。もしくは、胃が弱っているため、効かなくなったかもしれません。
漢方薬は、病名や症状が同じであっても同じ漢方薬を使わないことがあります。これを同病異治(どうびょういち)といいます。
その方の体質によって、漢方薬そのもを別のものにしたり、何かを足して、その方の体に合わせていきます。
小青竜湯を飲んでも効かなかった方は、温める漢方薬を足したり、胃が弱い方には、胃を守る漢方薬を足したりします。小青竜湯より弱い漢方薬を使う場合もあります。
【漢方薬を飲むことよりもっと大事なこと】
漢方薬をその方に合わすことも大事なのですが、鼻水がたくさん出てしまうような食事や生活だと、いくら漢方薬を飲んだとしても、チョコレートを食べて歯を磨かないで、虫歯を治してくださいといわれても、まずはきちんと歯を磨きましょうと歯医者に言われるようなものです。
鼻水が出てしまうのは、体に処理できないほどの余分な水があると漢方では考えるので、水分の摂り方や、冷えた飲み物や食べ物の摂り方を変えてもらったりします。
お風呂にきちんと入っていて、体を温めているという方によくとられるものを聞きましたら、「ビールをよく飲む」と。。。
お風呂で体を温めたとしても、ビールで内側を冷やしたら、鼻水の原因になります。
甘いものの摂り過ぎも花粉症の原因になります。また、小麦粉を辞めたら花粉症にならなくなったという方もいます。
自分ではそんなつもりがなくても、嫌な症状を引き起こしているのは、飲食や生活背景が原因していることもあります。
病院の薬で症状が治まっていても、自分の体質を知らずに原因から目を背けていると、さらに他の症状につながっていくことがあります。
ぜひ、花粉症でお悩みの方、これからのことを考えて、自分の体質を知って、予防していきたい方は、京都、向日市にある漢方心愛薬局にご相談ください。お待ちしております。