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更年期障害になりやすい人とならない人の特徴

更年期とは、閉経の時期を挟んだ約10年間のことをいいます。その時に起こる様々な不調を更年期症状といいます。

人によって症状は様々で、全く症状がないという人もいれば、日常生活に支障が出るほど重篤な症状がある場合は更年期障害といいます。

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《3つ要因が更年期不調の明暗に関係する》

更年期はすべての女性の通過点ですが、症状の感じ方に個人差がとてもあり、重度の更年期障害と診断される人は、女性ホルモンの変動に対する感受性が高い人のようです。女性ホルモンが急激に減少するこに関して敏感に反応してしまう体質や気質の違い、考え方やライフスタイルが影響しています。

3つの要因とは、女性ホルモンの減少と体質・性格と環境です。

 

《更年期障害になりやすい人の特徴》

卵巣機能の衰えによって女性ホルモンが急激に減少した場合、更年期障害になりやすいと考えられます。ホルモンの感受性は受け継がれることが多いので、母親の更年期と同じ症状があらわれる場合もあります。

特に影響を受けるのは環境要因が大きいようです。具体的には、親の介護、家庭環境、職場の人間関係に悩みがあり、ストレスを多く抱えている場合や疲れや睡眠不足を感じている場合は、更年期障害になりやすいようです。

 

《更年期障害にならない人の特徴と更年期障害が軽く済むために出来ること》

1,十分な睡眠をとる

更年期の方に限らず睡眠はとても大事です。ついつい睡眠を削ってしまいがちですが、まず睡眠の時間を確保してから、一日のスケジュールをたてていくようにしてはいかがでしょうか。そして、違和感を感じながらもいつもどおりにしていまいがちですが、以下のことをみなおしてみてもよいと思います。

睡眠環境を整える: 枕の高さや寝具を自分にあったものに変えてみる。室内の温度、湿度を適切に保つように除湿器の設置や空調を工夫する。寝る前のスマートフォンやパソコンを使用すると脳は起きていると錯覚してしまうので使用を避け、リラックスできる時間にする。寝酒は、NG。寝つきはよくしますが、睡眠の質はかなり悪くなります。食事を美味しくするためのお酒ならまだよいのですが、お酒を飲まないと気が済まない、お酒をのまないとやってられないというストレス発散のためのお酒は睡眠の質を悪くするだけでなく、肝臓の働きを悪くするので、よいことはありません。職場環境や家庭環境に原因があるなら、そこを見直す必要があるように思います。
夜のルーティンを作る: 体が自然と睡眠モードに入りやすくなるために、毎晩同じ時間にリラックスする習慣を作るようにしましょう。

 

2,自分を優先する

自分のことを後回しにするのが当たり前になっていませんか。一生懸命頑張っているのに、なんだか悲しくなる、思い通りにならないなら、もしかしたら自分の気持ちを自分で無視しているかもしれません。ぜひ、自分を優先し、大事にするために以下のことを意識してみてください。

スケジュールに余裕を持たせる: 自分のための時間を意識的にスケジュールに組み込むことで、心身の負担を軽減できます。仕事や家事の合間にも小さな休憩を取ることが大切です。自分を優先する時間があると思うだけで、ご機嫌になるかもしれません。
「NO」と言う練習をする: 嫌だと思っていても、なかなか断れない、人を優先していることはありませんか。無理なお願いを引き受けないように、自分の限界を意識して行動することが、ストレスの軽減に繋がります。少しハードルの高いチャレンジになるかもしれませんが、「NO」と断ってみてください。意外と大丈夫ってこともあります。

 

3,楽しことをする

何か諦めていませんか?年だから、いい年をして、若い人がするものだから、子供がいるから、時間がないから、お金がかかるから。。。出来ない条件探しをするのはやめましょう。お金をかけずに楽しむ方法も探せばあるはずです。今までと違った環境や人に出合うことで、世界はひろがります。自分が楽しいと思えるものに出合うために以下のことを試すのはいかがでしょう。

新しい趣味を探す: これまでに興味がなかった分野でも、自分を刺激し、新しい楽しみを発見できることがあります。オンラインやワークショップなど、気軽に試せるものから始めてみましょう。
感謝日記をつける: 毎日の小さな喜びや感謝の気持ちを書き留めることで、ポジティブな感情を増やし、日常をより楽しむことができます。私も簡単な感謝日記を毎日つけています。いっぱいあったことに気付くことができています。

 

4,日ごろから自分の胸の内を話したり、ホットできる時間をもつ

なかなか本音は言えないものです。自分の気持ちや思ったことに蓋をしていまい、いつしか蓋をしたことにすら気づかなくなってしまう。「こんなことくらい大したことはない。」「他の人はもっと大変。」何もなかったことのようにしていると、体や心に不調がでてきます。何気ない話ができ、大声で笑えてますか。話すことは、離し放すことになります。つまり開放、手放すことができます。話せないことは、ずっと心にあるということ。重くしているかもしれません。以下の方法などを使い、開放してあげるとよいかもしれません。

カウンセリングやコミュニティ参加: 専門家のサポートや同じ境遇の人たちと交流する場に参加することで、心の負担を減らし、共感を得ることができます。
マインドフルネスや瞑想の習慣を持つ: 心をリラックスさせるために、短い時間でも毎日瞑想や深呼吸を取り入れ、内面の平穏を保つ習慣を作るとよいでしょう。

 

5,我慢しない

女性はついつい自分を後回しにします。自分が我慢していることに気付いていないことが多いです。人をうらやましいと思ったり、嫉妬することがあるなら、何か自分を我慢させているかもしれません。感情に大きなヒントが隠されいます。以下の方法を試すのはお勧めです。

定期的に自己チェックをする: 自分の感情や体調を振り返るための時間を週に一度でも持つと、何が自分にとって負担になっているのかが明確になります。ジャーナリングや簡単なメモを使って気付きを記録しましょう。

 

6. ストレスをためない

自分がどんなことにストレスを感じているかみつける。大きなストレスというより、日常のちょっとしたことがストレスになっていることもあります。また、好きなことであっても、過剰になるとストレスになります。

自分にとってあってないこと、不自然なことはストレスとなりますが、自分でストレスを作ることもできます。こだわりが強く、プライドが高いとストレスに感じることが多くなり、自分で自分を苦しめてしまうかもしれません。客観的に知るため、ストレスを軽減するために以下のことをお試しください。

ストレス要因のリスト化: 自分がストレスを感じる状況や出来事をリスト化し、それをどう解決するか考えることで、対策が取りやすくなります。小さなことでも書き出すことが大切です。
ストレス解消法を実践する: ウォーキングや音楽を聴く、アロマセラピーなど、自分に合ったストレス解消法をいくつか用意しておくと、すぐに対応できます。

 

7. 生活のリズムを整える

若さで乗り切ってこれたかもしれませんが、残念ながらずっと同じではありません。この先の時間をどのように過ごしたいか、生活全般を見直してみませんか

食事・運動の習慣を見直す: 栄養バランスの取れた食事と、毎日の適度な運動は、ホルモンバランスを保ち、更年期障害の症状を軽減する助けになります。現代栄養学のバランスの取り方の他に漢方的なバランスの取り方もあります。ヨガや軽いストレッチもリラックスに効果的です。

 

 

《漢方薬で出来ること》

体のバランスを整えることが出来ます

気の流れをよくすることで、ストレスが溜まりにくい体作りが出来ます

睡眠の質をよくします

疲れにくい体作りをします

 

《まとめ》

更年期に起こる様々変化に振り回されて、毎日を過ごすことに消極的になり外出することも出来ず、感情の波に飲み込まれていた方が、漢方薬を飲むことで症状が軽減していき、仕事をしたいと思うまでになられました。女性は元気で笑顔が似合います。

実は私も、更年期真っ只中。日常生活に支障を及ぼす不調は、漢方薬をずっと飲んでいるからかありません。更年期になりやすい人の特徴に母親の更年期にあらわれた症状と同じような症状が起こるということですが、母の更年期を思い出すと思春期の私と激しくぶつかっていたように思います。母自身は、更年期障害はなかったといいますが、めまいに悩まされ、のちに癌になったので、かなりストレスがあったと思います。7歳上の姉は、母の更年期障害はあったと言っていて、そういう姉自身も外出できないほどのめまいに悩まされていました。遺伝的な要素があるかもしれませんが、私自身は漢方薬の服用と心のケアをすれば更年期とそのあとの時間を楽しく過ごせると思っています。

京都府向日市にある漢方心愛薬局にお気軽にご相談ください。お待ちしております。

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