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疲れは健康の赤信号。そのままにすると大事になる。
日常的によくある疲れ。寝たら翌朝は元気になっていたのが、いつしか寝ても疲れが取れない。それが当たり前になり、年のせいだし疲れはいつもあるものと思っていませんか?かつての私もそうでした。けれど、疲れの正体を知り、自分で調整でき、寝たら疲れが取れるようになりました。
たかが疲れ、されど疲れ
もしも体の疲れを感じているなら、体は何をして欲しいと思っているのでしょう?
疲れたときは、休みたくないですか?
例えば、道を歩いていて、赤信号になったら止まります。そのまま、進めば危ないですよね。
人の体が、危険を知らせるサインが疲れ。つまり、危ない事を知らせてくれています。そのまま無理を続けていて、「疲れのサイン」を無視していると、大きな病気になってしまいます。
疲れは健康の赤信号、止まれのサインです。
過労死するのは人間だけという事実をご存知でしょうか?「達成感」「責任感」から無理をして疲れていることに気付かなかったり、無視していませんか?
「疲れが長引く」「疲れが取れないと感じる」のは、自然治癒力が落ちている状態です。
大切なのは、疲れに早く気づいて、その疲れをため込んでしまわないこと、なかったことにしない。
体で何が起きているか知って、自分の体の声に耳を傾けて疲れをとるようにすることです。
何かをしたら疲れます。けれど、ずっと疲れが取れないのは体の赤信号。
【疲れを感じたらどうするのか】
まずは、寝ること。寝ている間に体の修復が行われています。もしも眠れないのであれば、お仕事の見直し、カフェインの摂り方、生活習慣など、ちょっと変えたほうがいいかもしれません。
甘い物の摂り過ぎも疲れやすくなるので、食事やおやつの内容の見直しも必要かもしれません。
【漢方では疲れをどう考えるのか?】
漢方では、疲れの原因は大きく2つあると考えます。一つは、エネルギーが作れなくて、エネルギーが不足している状態。もう一つは、エネルギーの循環が悪い状態。
【疲れの言語化からわかる体で起きていること】
全体的な弱り、精神的、肉体的にパワー、スタミナがなく、無理がきかない、栄養ドリンクを飲んでも効いてる感じがしない
➡消化器が弱っていて、気が作れない状態。胃腸を丈夫にする漢方薬を使います。胃の負担になる食事や水の摂り方もあるので、その方に応じた方法を提案します。
年とともに疲れやすくなった、足腰がだるい、足腰が冷える、寒がり
➡根本的なエネルギーが不足してきています。底上げする漢方薬を使います。
情緒不安、憂うつ感とともに倦怠感がある。胸脇部や下腹部に張がある。強くストレスに感じることがある。
➡スムーズに気が流れていない状態なので、気のめぐりをよくする漢方薬を使います。
重だるい疲れ、むくみやすい
➡体の水のめぐりと気のめぐりが悪いので、胃の水はけをよくして気のめぐりをよくする漢方薬を使います。
疲れといっても、原因は様々ですが、唯一言えることは、疲れがないのが普通だということ。
疲れがあっても、寝たら翌朝すっきり目覚め、元気に過ごせる体であることが好ましい状態です。
たかが疲れ、されど疲れ
疲れは健康の赤信号
自分の疲れは、自分しかわかりません。
京都府向日市、漢方心愛薬局にお気軽にご相談ください!!
【私事ですが・・・】
調剤薬局で働いていたころの私は、月に1~2日は、何も出来ない日があるくらい疲れていて、せっかくの休暇なのに一日中寝ていました。特に目の疲れがひどく、目を取り出したいくらい。。。宣伝されているビタミン剤(一番高いもの)も試しました。他にもいくつか試しましたが効果を感じられませんでした。ある時、漢方薬局をしている先輩から勧められたものを飲み、ようやく目の疲れから解放されました。疲れは取れることを実感しました!!
その後、10年以上の月日が流れ・・・
コ〇ナが流行し、気を補う漢方薬が体のバリア機能を強化してくれると勉強会で教えてもらったので、試しに自分で飲んだのです。いつもと違うことをしたら、疲れて疲れて夕方になると目を開けてられないくらいだったのですが、元気に動けるようになりました。漢方薬を飲んで、「自分は気が不足していた」ということに気づきました。「あー私、知らず知らずのうちに気が作れなくて、疲れていたんだ」毎日の生活で、自分の体の変化がじわじわと来ていることに気付いていませんでした。
自分の変化は、ものすごく悪い状態は気づきやすいです。けれど、じわじわときている変化、なんとなくいつもと違うけど、病院に行くほどでもないことは、ついつい後回し、なかったことにしてしまいます。その代表が、疲れです。寝たら疲れが取れていたのが、寝ても疲れが取れないようになり、これが普通だと思うようになってしまいます。疲れは取っておきましょう!!お気軽にご相談ください!!