妊活・子宝相談
赤ちゃんが出来ないことは、病気ではありません。
いろいろ調べて、体に良いことをしているのに、いかにも体に悪そうなことしてる人が先に妊娠。これってどういうこと?
あとから結婚した人が、なんであんなに早く妊娠したの?
早く孫の顔は見せたいと思っていて、努力はしてるけど、夫の実家に帰るたびに、「まだ妊娠しないの?」って、思われているようで、帰省したくない。
なんであの人、簡単に妊娠してるの?
結婚したら、すぐに妊娠すると思ってたけど、なかなか妊娠しないのはなんで?
結構長く妊活してきたけど、いつになったら妊娠出来るの?
情報がありすぎて、いったい何をしたらいいのかわからなくなってきてしまった。
一人目はすぐに授かったのに、二人目がなかなか出来ないのは不妊症ってことになるの?
赤ちゃんが欲しいのに、なかなか出来ない。
女性であるからの悩みで、男性にはなかなかわかってもらえなかったり、他の人にはなかなか相談出来ないことです。
一つ言えることは、「赤ちゃんが出来ないことは、病気ではない。」ということです。
何もしなくても妊娠する人もいれば、いろいろしているのに、なかなか妊娠出来ない人もいる。なぜ出来る人と出来ない人がいるのでしょうか?
不妊治療の技術が進んでいるから、病院にいけば大丈夫でしょ?
そんなふうに思ってませんか?
確かに、検査して不妊の原因がわかり妊娠出来る場合もあります。人工授精や体外受精、顕微授精をして妊娠する場合もあります。ただし、これも100%ではありません。
妊娠率は
人工授精で5~15%
体外受精で15~25%
顕微授精で20~25%
肉体的、精神的な負担に加えて、高額な費用がかかります。妊娠への可能性を大きくしてはくれますが、受けたら絶対に赤ちゃんに恵まれるという夢の治療ではありません。
妊娠に関して、病院で出来ることと出来ないことがあるので、そのことを知っておくといいと思います。
【病院で出来ること】
①不妊の原因をみつけること
②子宮ポリープや卵管癒着など、妊娠しずらくしている原因を治療すること
③女性ホルモンを一時的に補充すること
④排卵を誘発すること
⑤妊娠のタイミングをあわせること
⑥人工授精や体外受精、顕微授精などの方法を使って受精のお手伝いをすること
【病院では出来ないこと】
①卵子の質を高めること
②子宮内膜の質を整えたり、厚くするといった着床しやすい子宮内環境をととのえること
③女性ホルモンのバランスをととのえること
病院で出来ないことが、実は「妊娠しやすい体をつくる」うえでとても大事になります。
これは、自分自身でしか出来ないことです。
いったい何をしたらいいの?
食事や生活を調えるといったことですが、自分でも気をつけているし、きちんとしているけど、なぜうまくいかないの?って思っている方は、漢方薬を試してみるといいと思います。
「妊娠しやすい体つくり」のために体を調えるのはもちろんですが、もうひとつ大事なことがあります。
それは、心が安定していること。
妊娠するために体の器質的問題を解決したり、栄養を体に充実させることは大事なのですが、心が不安定だと妊娠にいたらないことがあります。
それはなぜかというと、自分を守ろうとしてのことなのです。
本来は妊娠出来る体であるのに、肉体的な面や精神的な面で妊娠しないようにしていることがあります。
人を一人生み出すこと、この世に誕生させることは、相当なエネルギーを必要とします。
受精卵が子宮に着床しても、そこで10月10日育てていかなければなりません。そして、出産し、育てていく。
これって、本当にすごいことです。
病院でしか出来ないことがあるので、検査や治療をすることはいいと思います。人工授精や体外受精、顕微授精も必要であるならしてよいと思います。5回に1回が妊娠したとしても、うまく育てることが出来ずに流産しまうこともあります。受精卵を作ることは出来ます。しかし、育てていくことが出来るのは、やっぱり女性の子宮でしかないのです。だから、不妊と不育を同時に解決して、出産に至るのであって、妊娠して赤ちゃんを育てる体と心にしていくことが大切になってきます。ここのところは自分でしか出来ないことですが、食事の見直しや生活の見直しをして、さらに漢方薬を使うことで、卵子の質をよくし、子宮内膜の質と厚さを充実させ、「妊娠しやすい体と心を作る」ことが出来ます。
男性には、なかなかわかってもらえないことがあります。一人で悩まないで、お話だけでも聞かせてください。
ご相談お待ちしております(^-^)