妊活・子宝相談婦人病
生理周期からわかること
生理周期は、生理開始から次の生理開始の前日までの期間の長さをいいます。
生理周期は、成長期・閉経期・出産・授乳期を除くと通常は大きな変動はありません。正常な周期は25~38日で、たまに変化するのは問題ないですが、周期が24日以内であったり、39日以上であったり、一定しないようであれば、体の不調がかくれています。
生理周期からどんなことが体で起こっているのか、それぞれの特徴からみていきましょう!(^^)
【生理周期が短いー24日以内】
①生理の量が多い
→もともとのエネルギッシュな体質や過食が原因しています。のどがよく乾き、冷たいものを好みます。
②生理の量が少ない
→気を作れないことが原因しています。疲れやすい、下腹部の下垂、息切れなどの症状もあります。
③生理の量は一定していなくて、生理血に塊が混入している
→ストレスが原因しています。イライラしたり、乳房や下腹部の張痛があります。
④生理痛があり、生理血に塊が混入していて、色が黒い
→温めてラクになるようなら冷えが原因しています。
→イライラが強いようならストレスが原因しています。
⑤腰痛や足腰のだるさがある
→思春期、更年期や多産、流産が原因しています。
【生理周期が長いー39日以上】
甚だしいときは、2~3カ月に1回の時もあり、そのままにしておくと無月経になるので、きちんと生理がくるようにしておいたほうがよいです。冷えが必ず隠れています。
①顔色や皮膚に艶がない、爪がもろい、毛髪が抜けやすい。
→血液が作れないことが原因しています。
②強い生理痛がある、下腹部の冷えがある。
→生理の時や出産の時に冷たい物を過食したことや、寒い環境にいたことで冷えが体に居座ってしまったことが原因しています。
③寒がり、元気がない疲れやすい。
→もともとの体質や慢性病、出産などで体力を消耗したことが原因です。
④生理前や生理の前半に張った痛みがある。イライラする。生理血に塊がある。
→精神的なストレスが原因しています。
⑤体がだるく、むくみやすい。
→食べ過ぎなどにより胃腸が弱ったことが原因です。
【生理周期が一定しない】
生理周期が7日以上早まったり、遅くなったりします。精神的要素の他に、排卵異常が考えられます。
①いらいら怒りっぽい。または、憂うつやため息がでる。
→精神的ストレスが大きく関係しています。
②生理血量が少なく、頭のふらつき、めまい、耳鳴りがある。腰や膝がだるい。
→もともとの体質や早婚、多産が原因しています。
③食欲不振、軟便、疲労倦怠感ある。
→過剰なダイエット、過食などの摂食障害が原因しています。
当てはまるものはありましたか?心当たりはありましたか?
バッチリ当てはまった方は、ぜひご相談ください!!
当てはまらなかった方、ちょっとわからなかった方
知らず知らず無理していたり、負担になっていたり。。。人間の体や心は算数のように絶対的なことで判断できるものではなく、複雑に絡み合ったいたり、ほんのちょっとしたことが関係しています。生理周期の乱れから、こころの声を聴くことができます。
ぜひ、ご相談ください!
(^-^)