妊活・子宝相談皮膚トラブル
30代でニキビ・ムダ毛が多いなら排卵してないかも
青春のシンボルのニキビ。
もしも30代になってもニキビが出来てて、しかも、やたらムダ毛が多くて毛深いなら、青春だ!って喜んでられないかもしれません。
これって男性ホルモンが多くなってることを意味します。
10代にニキビが出来るのは、ホルモンが安定していないことが原因の一つに考えられますが、通常20代半ば~20代後半にかけては、ホルモンが安定してきてニキビは出来ません。
ところが、安定するはずの時期にニキビが出来てるのは、ホルモンのバランスが崩れている。
でも、ニキビが30代で出来て、毛深くてどこがいけないの?って思いますよね。
これって月経異常に関係していて、無月経だったり、月経があるけど排卵してなかったり、忘れたころに月経がくる揮発性月経だったり。
男性ホルモンが多いと卵胞の発育を抑制してしまい、卵巣の外側の膜を厚くしてしまうので排卵を妨げてしまいます。
基礎体温表が一相性だとしたら、排卵はしてない状態です。
つまり、子供が欲しくても出来にくく、不妊の原因の20%ぐらいはこの状態だという報告があります。
病院で検査をすれば排卵してるかどうかがわかり、排卵してなければ排卵誘発剤や副腎ステロイド、インスリン抵抗性改善薬、高プロラクチン血症治療薬、内視鏡手術(卵巣焼灼術)などが行われると思います。
漢方薬では、生活習慣を見直し、お体にあった漢方薬を服用し、第一段階は基礎体温表を二相性にすることを目標にして、妊娠しやすい体つくりをしていきます。
30歳をすぎてニキビがあるなら、皮膚の治療だけではなく、ホルモンから調整する必要があるということです。
お気軽にご相談ください!!(^^)
参考:漢方療法推進会資料