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乾布摩擦をすると、なぜ風邪をひきにくくなるのか

漢方でいう肺は、鼻、のど呼吸器だけでなく皮膚のことも含んでいます。肺と皮膚って、全然違うように感じませんか?皮膚は外側、肺は中側です。どう関係してるのでしょう?

皮膚は、そもそも外気から体をまもる防衛器官です。バリアみたいなもの。そして、呼吸を仕事とする肺は、直接外気と交流することの出来る唯一の内臓です。

つまり、皮膚と肺に共通していることは、外気に直接触れることが出来るということです。

私たちにとっての敵は、どこからやってくるのでしょうか?

敵というと、なんかわかりにくいというか、なじみがないかもしれませんが、健康を害するものとかウィルスとか細菌などは、外からやってきます。
(そのうち害になるものを自分で作ってしまうのですが。。。そのことは別の機会に)

肺が弱い、皮膚が弱いということは、バリアが弱いということで外から侵入されやすいということになります。

「皮膚呼吸」って聞いたことあると思いますが、この言葉からも皮膚が呼吸器と同じような働きをしてることがわかります。

私は小さい時からぜんそくだったので、乾布摩擦を毎日してもらってました。乾布摩擦をして皮膚を丈夫にするということは、外から侵入されないようにバリアを強化するということです。

外のバリアと中のバリアを強くすることが、健康を維持していくということになります。
風邪をひきやすい方、いつも疲れている方は、漢方薬と養生法で内側のバリアを強化して健康的な毎日が過ごせるようになります。

ぜひご相談ください!!
(^^)